長崎オランダ村
作中で使われている九州弁が、非常になじんでよかったです。
実は僕はルーツは九州で、佐賀弁を喋れたりするのです。
まあ、それはそれとして。
二人の人物による会話形式です。
話題は、日本にやってきた各国のダンサーや大道芸人たちについて。
非日常やコミュニケーションなど、いろいろな問題が含まれていました。
しかし、語り口のせいか、かなりするするっと読めました。
こういうものばかりなら、村上龍ももうちょっと読んでいいなあと思いますね。
余談ですが、この話の中ではまだ建設中のハウステンボスは、3回も行ったことがあるくらい好きです。
- 作者: 村上龍
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1995/08
- メディア: 文庫
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