6 nimmt!

昨日サークルで「6 nimmt!」というカードゲームをやりました。
ドイツのカードゲームで、僕自身やるのは去年の夏、屋久島に行ったとき以来でした。
単純ですが奥の深いゲームです。

このゲームをやっていくと、やはりいくつかコツがあるように思えますね。
まず、絶対条件として他人の考えを予測することが必要です。
場に並んでいるカードを見て、このシークェンスはつなげやすそうだなと思ったら、他のプレイヤーも必ずそこに目をつけています。
そういうときに自分が先にそこにつなげるためには、つなげたいシークェンスのカードと自分が出そうとしているカードの間のカードが何枚生き残っているかを把握しなければなりません。
つまり、それまでに場に出たカードを把握するということ。
覚えていればベストですが、なんとなく出たような、という程度でも大丈夫でしょう。
だいたいみんな手札は隠しても、とったカードは表にして手元においていますので、何気なく見やって確認することが可能です。

それから、場にあるカードよりも小さいカードを出して任意の一列を引き取るときは、単純に牛の数を数えて失点が少なくなるようにとればいいというものではありません。
自分がとったことで場にどう影響を与えるか、少なくとも同時に出されたカードがどこに付くかを見極めましょう。
1点か2点多めにとることになってしまったとしても、他の人に55のカード(7点)を含む列をとらせられれば、そっちの方が有利になります。
また、そのときは同時に自分の手札の残っているものを見て、次に安全に付けられるかも確認する必要があります。
場にあるシークェンスの末尾のカードはバラエティに富んでいる方が出しやすくなります。
当然、他のプレイヤーもそうですから、自分の戦略のためにわざと場のカードが同じようなものにするというのもありですね。

あと、プレイヤーの性格の把握も重要です。
特に手が詰まってきた後半戦で、どのような戦術をとるかというのは人によって大きく異なります。
積極的に低い数字を出して被害を最小限に食い止めようとする人や、なるべく列をとらないようにシークェンスにつながるものから出していく人がいます。
自分が低い数字を出したいときは、自分よりも低い数字を出してくれる人がいた方がいいわけで、そういうときは低い数字を積極的に出す人の動向をチェックします。

以上三点が昨日やってて気づいたことですかね。
まとめると、次のとおり。
・既出カードの把握
・場の状況の把握
・他人の把握

こういうことに気をつけていれば、初期カードが不利でもそうそう負けはしないようです。