日蝕

まずは、平野啓一郎日蝕』。
この作品に関してはまず、文体がすごかった。
これを著したとき、著者の年齢は今の僕とさして変わらなかったはずなのに。
よくこんなかっこいい文章が書けるなあ。
クライマックスの焚刑シーンでは鳥肌が立ちました。
あと、解説を見るとどうやら過去の文学史を踏まえていろいろ仕掛けがあったみたいです。
予備知識がないので全然わかりませんでしたが。
平野はきっとすごい人です。